衣食足りて 2021 11 27
「衣食足りて礼節を知る」ということか。
ニュースによると、
「新しい資本主義」という政策によって、
国民の所得を増やすということでしょうか。
その狙いは、
生活にゆとりができてこそ、
礼儀や節度を考えるようになるからでしょうか。
かつては、日本人の大半が
中流階級だと自覚していましたが、
長らく続くデフレによって、
誰もが中流階級という言葉を使わなくなりました。
だから、国民から礼儀や節度が失われた。
障害者乗降場に長時間停車する社員送迎バス。
列車のシルバーシートに若者が座る。
このような風景に誰も違和感を感じない。
つまり、国民から礼儀や節度が失われた。
だからこそ、「新しい資本主義」によって、
国民の礼儀や節度を回復するということでしょうか。
しかし、そもそも初めに礼儀や節度があってこそ、
収入が増えてくるということが本来の筋でしょう。
首相は、国民の所得増加を考えるより、
国民にモラルの回復を呼びかけるべきでしょう。
神様から見たら、どう見えるでしょうか。
行儀が悪い人が増えた。
だから、お金を与えるか。
普通の神様だったら、
天変地異を起こすでしょう。
風水害は続く。
天意がわかるまで、大きくなっていくでしょう。